モン・キイロスズメバチの巣が天井板に接した場合に、齧って穴を開け、お部屋に侵入することはあります。しかし、今回のハチの侵入口は、二階の棟木。天井板まで距離がありすぎる？ 由宇町（モンスズメバチ・二階天井ウラ） 
「三日前から天井ウラが騒がしかった。」 うん！なるほど・・・！旧いハチの巣の外皮（下から覗くと棟木に見える）に営巣をした為に、接着面が外れ、巣が丸ごと落下。ハチが散乱、落ちた巣盤の下を必死に齧る。部屋に出る。最終的にそう結論づけました。
遠目に見てキイロスズメバチより少し黒っぽい、屋根裏に明確な目張り、この異臭。モンスズメバチに確定です。 モンスズメバチ（一階屋根裏） 
他のハチの巣を襲うオオスズメバチ、アシナガバチを主食とするヒメスズメバチ、蝉を好んで食べるモンスズメバチ等々、多様なハチ文化、今西錦司先生の”棲み分け理論”を思い出しました。
二階トイレの換気ダクト、外からは無理なので、ダクトごと取り替えます。 モンスズメバチ（トイレ換気ダクト内） 
ダクト内に逃げ場はありません。換気扇を回しながら薬剤注入。一網打尽です。
