安佐南区八木は二年前の夏に土砂災害が起こった地区です。背後に山々を抱えているため、キイロスズメバチの営巣も盛んな地域です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キイロスズメバチ（玄関天井裏）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　玄関頭上の天井換気口は低い位置にあるため、巣が成熟してくる8月以降は、刺傷被害が多発する営巣場所です。

お伺いして「アレです。」見上げると、キイロスズメバチ。しかし、お話を詳しくお聞きすると、他のハチの気配が！う～む、これはフタモンアシナガバチの巣。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キイロスズメバチ（二階軒下・引っ越し形状）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （女王蜂）　フタモンアシナガバチ（玄関戸・頭上の溝）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　毎日、開け閉めをされていたにもかかわらず、ここまで成長。不思議です。刺傷被害が無くて幸いでした。

刺傷被害でご夫婦ともに、入院されました。お部屋の中は、至る所に蜂がいました。玄関横の侵入口に殺虫剤を噴射された為に室内に這い出したものと思われます。　　　　　　　　　　　　　キイロスズメバチ（床の間横、出窓内壁の中）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　キイロスズメバチは活動の最盛期には1000頭を越えます。攻撃してくる大群のハチほど恐ろしいものはありません。蜂の専門家にご相談ください。

大きな巣の場合、戻り蜂の数も相当なものですが、対策を施し、効き目を確認、翌日には収束。これが、基本的な駆除です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岩国市（二階軒下）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　柳井市（二階屋根ウラ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　下松市（倉庫軒下）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　最後の駆除は、引っ越し形状3週め、女王蜂もこちらの巣で確認しました。

休日”山の日”に海辺を移動。8月！ＶＡＣＡＴＩＯＮ！そんな景色が流れます。　　　　　　　　　　　周防大島町（キイロスズメバチ・旧家屋根ウラ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　下松市笠戸島（キイロスズメバチ・二階窓枠）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　「一週間前には無かった。」はい、引っ越し形状です。巣房の様子、女王蜂の捕獲、現状、内容、処置をご説明します。